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恋愛結婚でないことは気にしなくていい!

結婚をするまでの過程を思い浮かべてみると、多くの人の頭に浮かぶのは好きになれる人と出会って、お付き合いをして結婚という恋愛結婚のパターンを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
実際にある調査によると9割以上の夫婦が恋愛結婚という結果もあります。

このように今でこそ「結婚をする」イコール「恋愛結婚」というパターンを思い浮かべる人がほとんどですが、実は恋愛結婚が多くなったのは1960年代後半からと意外と最近になってからだったりします。
それまでは恋愛結婚よりもお見合いで結婚をする人がほとんどでした。
ちなみに現在お見合いで結婚したと答える夫婦の割合は6%程度だそうです。

恋愛結婚が増えた理由としては、以前であれば結婚相手を親が決めるというのが当たり前でしたが、法律に加えて世間の考え方が変わってきたことにより、結婚が家と家とのつながりというものではなくなり、自分の好きな人と家族になるものなどというように結婚に関する意識が変わってきたということもあるようです。

ただしいつの時代も誰もが理想とする相手と出会えるわけではありませんし、コミュニケーションをとるのが上手などアプローチがうまくできる人であれば別ですが、口下手な人などの場合はなかなか上手なアプローチをすることが難しい場合もあります。
これまでであれば、そういった人たちでも結婚できるようにお見合いだったり職場の上司の紹介など周りが結婚相手との出会いに対する様々なサポートをする仕組みがありました。
しかし、以前に比べて生き方は多様になりましたし、今の時代職場で上司が結婚相手の紹介をするということはおそらくセクハラ・パワハラになってしまうでしょう。

このように社会が変わってきた今、マッチングアプリであったり街コンや婚活パーティ・結婚相談所などといった違う形での結婚相手との出会いをサポートする仕組みができているのはおかしなことではないのかもしれません。

恋愛結婚で結婚する人が多いせいか、結婚するのに恋愛結婚でないのはためらいがある・結婚相手を自力で見つけることができないのが情けないなどと思う人もいるようですが、これらのことから考えてみると、恋愛結婚であることにそこまでこだわる必要はないのではないでしょうか。
たとえどんな形で出会ったとしてもその人のことを自分が良いと思わなければ付き合いませんし、ましてや結婚をしようとは考えないでしょう。
ですから自分が大事にしたいと思える相手と出会えるのであれば、出会い方にはこだわらない方が良いのではないでしょうか。

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